2021/10/5更新★「在宅・業務委託の求人を掲載している企業サイト」の上手な探し方
弊ブログ「ハロワカ?」でご紹介している
【求人情報を掲載している企業サイト(在宅や業務委託)】は、
ほぼ全て人力で検索して収集したものです。
職種によっては、うんざりするほど大量のサイトを載せていますし、
よそさまのボットが取りこぼしている情報を運よく拾い上げていることもありますが、
もちろん全てを網羅しているわけではありません。
眠っているサイトはまだまだあるはずです。
そう、「ハロワカ?」だけじゃ足りない。
もっと情報を! もっと仕事を!! もっと気前のいいクライアントを!!!
そんな潤いをお求めの方のため、【求人情報を掲載している企業サイト(在宅や業務委託)】の検索のコツをまとめてみました。
コツ その1
Google検索では、奥のほうに追いやられているサイトや、自分の入力した検索語句ではそもそもヒットしないサイトが優遇されていたりして、かなり違った検索結果が得られるはずです。
以前は各サイトの表示タイトルが極端に短いせいで使いにくかったDuckDuckGoも、改善されて実用に足るものになっています。
楽天ウェブ検索は「楽天ツールバー」から行うと、楽天スーパーポイントが貯まって一石二鳥です。
なお、Yahoo!はGoogleの検索エンジンを採用しているので、Googleと使い分ける意味はほとんどありません。
[2018.12.27追記]
Googleがかなり前からやる気のない検索結果を返してくるようになり、ほしい情報がヒットしにくくなっています。
[2021.10.5追記]
Google検索の網目はますます大きくなっているようで、ヒット数があからさまに少ない印象があります。長らく更新されていない老舗やSEOの弱いサイトは、インデックスから外されていることすらあるかもしれません。
コツ その2
職種によって、①の慣習的な表現が異なるようです。
①のうち、検索したい職種について一般的に使われるものを選んで入力すると、より多くのサイトがヒットします。
例えば・・・・・・
・業務委託 グラフィックデザイナー
さらに探したいときは、あえてマイナーな表現に変えて検索し直します。
例えば・・・・・・
・外注 グラフィックデザイナー
コツ その3
一度に多くの単語を入力するとうまくヒットしなくなるので、 組み合わせるのは3~4語程度にとどめるのがベターです。
翻訳者やプログラマなら言語名、デザイナーならソフト名といった具合に、専門的な要素を加えて検索すると、「ハロワカ?」には掲載されていないサイトがヒットするかもしれません。
コツ その4
大半の企業が居住地不問で募集しているため、特に理由がないのであれば、地名で絞り込む必要はありません。
コツ その5
「在宅」「内職」+「データ入力」でヒットする募集ページは、世故に暗い主婦の方を狙った怪しいものが多く、また玉石混淆の膨大な検索結果から堅実なサイトを探し出すのも、実用的とはいえません。
「在宅」を入れて検索する際は、コツ7のやり方がおすすめです。
コツ その6
いわゆる“誰にでもできる”“簡単”などと惹句がつかないタイプの職業、具体的にはクリエイターや以下のような職種の場合は、かえって有効です。
例えば・・・・・・
・在宅 校正 求人
・在宅 添削 募集
コツ その7
Google検索の場合、採用情報を” ”(半角ダブルクォーテーション)でくくるのがポイントです(「採用」「情報」など一部のみしか一致していないサイトを回避するため)。
コツ6に該当しない在宅求人の場合は、「在宅」という文言を入れないほうが無難ですが、この組み合わせであれば、内職詐欺のような信頼性の低いサイトを高確率で除外できます。
コツ その8
上記の組み合わせに「在宅」「委託」「募集」などをランダムに加えて検索してみてください。
場合によっては、一体どこに埋もれていたのかと思うほど、未知のサイトが山のように出てきます。
コツ その9
「校正」と「編集」、「プログラマ」と「エンジニア」のように、作業内容が重なっている職があるもの、また、同一企業内で扱われることの多い異業務がある場合は、他方の職種名で検索すると思わぬサイトがヒットすることがあります。
例えば・・・・・・
・映像編集の仕事を探す→「契約 カメラマン 募集」で検索
・DTPの仕事を探す→「在宅 翻訳 DTP」 で検索
(翻訳会社はDTP事業も行っている場合があり、翻訳者と同時募集している例が散見されます。)
コツ その10
Googleは大規模なアップデートにより、しばしばアルゴリズムを大きく変化させています。
アップデート直後は特に検索結果が大幅に変動し、不安定になるので、あえてその時期を狙って検索するのも、普段発見しにくいサイトを拾う方法の一つです。
アップデートの時期はググると見つけられます。
【おまけ】
Twitter内での検索のコツ
エンジニアなど希望職種が専門スキルを要するものなら、まずは「職種名 在宅 募集」で検索。期待した結果が得られないなら、「職種名 リモート 募集」で検索し直してみてください。
企業コーポレートサイトでは行われていない単発案件・高額案件の求人などがヒットするかもしれません。
(声優・イラストレーター・漫画家については、「在宅」「リモート」の単語を含んでいる募集ツイートは皆無に等しいので、逆に入れないほうが吉です。)
なお、Twitterでは「求人」という語はあまり使われておらず、「募集」が一般的なようです。
一方で、「誰かイラスト書いてくれる人いませんか~」などと「募集」という語を使わず人材を募集しているツイートも結構ありますので、検索結果が少ないときは、「募集」という語を外して再検索してみるとよいかもしれません。
[2018.12.27追記]
以下から、管理人がTwitter内で見つけた求人・案件をまとめて閲覧できます。
→ Twilog
ところで、ご存じですか?
検索でヒットするとは限りません。
検索エンジンは、
基準のわからない取捨選択を行うことがしばしばあります。
例えば、企業サイト内の同じページに、
ライター・編集者
と、二つの職種が列記されているとします。
このページは、「外部スタッフ ライター」「外部スタッフ 編集者」
いずれのワードでもヒットすると考えるのが普通でしょう。
ところが、実際は前者のほうだけ検索結果に出てこなかったり、
かと思いきや、ページ内の別の単語+「ライター」ではヒットしたりと、
理由のわからない動きをすることがよくあります。
今回、「ハロワカ?」流の10個+1個のコツをお伝えしましたが、
さまざまな角度から検索してみることが、
上手に探し出す最大のコツといえるかもしれません。
ああもう面倒くさい、時間がないという方は、
今後も「ハロワカ?」を贔屓にしていただければ幸いです。
[2021.10.5追記]
利便性が突出している検索エンジンはもはやなく、いずれも中途半端という感じなので、どれか一つに依存しないであれこれ併用するのが、現時点での賢い使い方のような気がします。
ヒット数は少ないけれども雑音も少ないDuckDuckGoは、こちらが望んでいる結果を比較的適切に表示してくれるのでおすすめです。
複数のサイトを渡り歩く際は、「新しいウィンドウ」で開く設定にしておくと、いちいちページを戻らなくてすむので便利ですよ。